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インスタ広告のセグメント設定とは?セグメント設定の種類や注意点を紹介

インスタ広告のセグメント設定とは?セグメント設定の種類や注意点を紹介
Instagramの広告を出す際に、どんなセグメント設定を行うと効果的かご存知でしょうか。

約60%ものInstagramユーザーが、Instagram内で新しい商品を発見しています。

このことから、Instagramユーザーは、画像や動画を発信するだけのSNSではなく、新しい商品を探す場としても利用していることが分かるでしょう。

しかし、Instagramは、老若男女幅広い層が利用しています。

効果的なターゲティングを行わないと、広告のコストパフォーマンスが下がりかねません。

そこで今回は、Instagram広告を効果的に出稿するために行う、セグメント設定についてご紹介していきます。

Instagram広告のセグメント設定を使いこなせば、CPC・CPMを抑えることにつながるので、この機会にInstagram広告におけるターゲティング方法をおさらいしておきましょう。

インスタ広告におけるセグメント設定の種類

Instagramの広告では、以下のセグメント設定があります。

・利用者データ
・興味・関心
・地域
・行動
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
それぞれのセグメント設定の特徴を理解して、出稿する広告がターゲットへリーチするようにしましょう。

利用者データ

利用者データとは、Instagramユーザーが登録している以下の情報を利用したセグメント設定です。

・年齢
・性別
・使用言語

利用者データは、ターゲットにリーチするための最も重要な設定です。

ターゲットを絞る際は、かならずこれらのデータを明確にしておきましょう。

興味・関心

興味・関心とは、ユーザーが何に興味があるのかを、ユーザーの行動に基づいて得たデータを利用したセグメント設定です。

主に、以下の行動のデータを用いています。

・使用しているアプリ
・クリックした広告
・フォローしているアカウント

「アウトドア」や「フィットネス」など、約100種類から選べます。

あなたの広告に最も適したジャンルを探してみましょう。

地域

地域 地域では、どの地域にいるユーザーをターゲットにするのかを選べるセグメント設定です。

地域は市町村単位で選べるため、地域密着型の広告にも対応できます。

反対に、特定の地域だけを除外することも可能です。

行動

行動とは、InstagramやFacebook内外での行動データを利用するセグメント設定です。

たとえば、「旅行から帰ってきて1週間以内の人」というようなターゲティングができます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとは、Instagram内の既存顧客にリーチするためのセグメント設定です。

メールアドレスや電話番号を取得していると、既存顧客として認識されます。

既存顧客にリーチするため高い効果が期待できますが、新規顧客を獲得したい場合は既存顧客をターゲットから除外するようにしましょう。

類似オーディエンス

類似オーディエンスとは、既存顧客と共通する部分が多いユーザーにリーチするためのセグメント設定です。

既存顧客と特徴が類似する方をピックアップするため、新規顧客を獲得するのに適しています。

ターゲティングを設定する際の注意点

効果的にユーザーへリーチするためにも、ターゲティングを決める必要があります。

しかし、ターゲティングの決め方によっては、デメリットが大きくなることもあるため、以下の点を注意して設定しましょう。

・Instagramの特徴を理解する
・ターゲティングは詳細に設定しすぎないようにする

それぞれお伝えしていくので、ターゲティングを設定する際の参考にしてください。

Instagramの特徴を理解する

Instagramは、20代の女性ユーザーが多いSNSです Instagramに出稿するのですから、Instagramの特徴を理解することは重要です。

Instagramを利用しているユーザーの男女比や年齢層が多いのかが分かっていれば、効果的なターゲティング方法も視えてきます。

Instagramの特徴は、主に以下のとおりです。

・男女比:約6割が女性
・年齢層:20代が利用者の30%以上を占めている
・月間アクティブユーザー:3.3千万人(2019年6月時点)

Instagramは、20代の女性ユーザーが多いSNSです。

この層をターゲットにすることで、より多くのユーザーにリーチできます。

また、Instagramユーザーの多くは、10代から20代だと考えている方も多いかもしれませんが、実際は20代から40代が全体の70%ほどを占めています。

このことから、若年層の女性だけではなく、主婦層をターゲットにしても、多くのユーザーにリーチできるでしょう。

ターゲティングは詳細に設定しすぎないようにする

ターゲティングは、詳細に設定しないことをおすすめします。

ターゲティングを詳細に設定しすぎると、以下の様なデメリットがあるためです。

・広告の入札単価が高騰する
・リーチできるユーザーが減少する
・自動最適化機能が稼動しなくなる

ターゲティングを詳細に設定しすぎると、リーチできるユーザー数が減ります。

その結果、競合他社との広告の取り合いになるため、入札単価が高騰しかねません。

また、Instagram広告は、広告が効果的なユーザーを自動で学習していく自動最適化機能があります。

自動最適化機能が機能することで、広告がより効果的なユーザーにリーチするようになるため、少ない広告で最大限の成果を期待できるのです。

しかし、ターゲティングを設定しすぎると、ユーザー数が減少するため、取れるデータの量が減少してしまいます。

データ量が少なすぎると、自動最適化機能が上手く稼動しなくなるので、コストパフォーマンスを上げられずに、多額の広告費を要することになるでしょう。

ターゲティングを詳細に決めすぎると、このような問題が生じて広告のコストパフォーマンスが下がってしまいます。

広告のコストパフォーマンスを上げるためにも、潜在リーチ数に注意して、ターゲティングを設定しましょう。

まとめ

Instagram広告のセグメント設定を行うことで、広告が効果的なユーザーにピンポイントでリーチできます。

それにより、少ない広告費で、多くの成果が期待できるでしょう。

しかし、ターゲティングを詳細に決めすぎると、リーチできるユーザー数が減ってしまいます。

広告費の高騰につながるため、安易なターゲティングの設定は禁物です。

もし、Instagram広告で不安なことがあれば、Next Stageにご相談ください。

Next Stageには、SNS広告に関するノウハウを活かし、あなたのお役に立てるご提案をさせていただきます。

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