Facebookのカルーセル広告とは?メリット・入稿規定・設定方法を解説
もっと多くの情報量を、広告でユーザーに届けたい。
もし、このような悩みを抱いているのであれば、Facebookのカルーセル広告をぜひ活用してみてください。
Facebookのカルーセル広告を使えば、最大10倍もの情報量をユーザーに届けられます。
応用の幅も広いので、工夫次第では広告のコストパフォーマンスを上げることも可能です。
この記事では、Facebookのカルーセル広告についてお伝えしていきます。
カルーセル広告の特徴や活用方法をご紹介していくので、カルーセル広告を活用するか検討してみましょう。
通常の広告は、1枚の画像、もしくは動画を使います。しかし、カルーセル広告では、横にスワイプ、または矢印をクリックすることで最大10枚の画像や動画をユーザーに伝えることが可能です。
1つの広告枠につき最大10枚の画像や動画が使えることで、より多くの情報をユーザーに届けられるようになりました。
応用の幅も増えたため、あなたに適した宣伝方法もきっと見つかるでしょう。
・画像や動画ごとに異なるリンクを貼れる
・画像や動画ごとに異なるCTAボタンを設置できる
・コストパフォーマンスが高い画像や動画を1番前に配置できる
それぞれどういった特徴なのかを、1つずつお伝えしていきます。
10枚の画像や動画を配置したら、最大10個のリンクが貼れるということです。
これにより、商品やサービスごとのセールスレターや購入画面に飛ばすようなことができるでしょう。
CTAボタンには、「購入する」や「予約する」などがあり、これらを画像や動画によって使い分けることで、クリック率を上げられるでしょう。
自動で配置が変わるため、適当に広告の順番を配置して放置していても高い成果が期待できるでしょう。
ちなみに、設定を変えることで、配置する順番を固定することも可能です。
工夫の1つとして配置にこだわりがある場合は、自動で配置が変わらないように設定しましょう。
個別に入稿規定を詳しく紹介します。
見出し:40文字以内
テキスト:90文字以内
詳細:20文字以内
画像サイズ(Facebook):600×600ピクセル
画像サイズ(インスタグラム):1080×1080ピクセル
詳細の設定は任意となっており、画像の推奨サイズはFacebookとインスタグラムで異なります。
広告が意図せぬ形で表示されてしまわないように、推奨サイズを守って入稿を行うようにしましょう。
なお、カルーセル広告に使用する画像は広告作成時にトリミングすることも可能ですが、広告効果を高めるためにも、元から正方形に最適化された画像を用意することをおすすめします。
見出し:40文字以内
テキスト:90文字以内
詳細:20文字以内
アスペクト比:1:1
フォーマット:mp4、mov、gif
動画の長さ(Facebook):最大24分
動画の長さ(インスタグラム):最大60秒
解像度:横幅600ピクセル以上
ファイルサイズ:最大4GB
こちらも画像と同様、Facebookとインスタグラムで異なる点があるため、広告作成時には間違えないように注意してください。
② 目的を選択
※カルーセル広告の場合には「エンゲージメント」「動画再生数」は使用できないので、選択しないように注意してください。
③ 「オーディエンス」「期間」「予算と掲載期間」を設定して「次へ」をクリック
④ 広告フォーマットから「カルーセル」を選択
※このときに自動でパフォーマンス順にカルーセルカードを並べ替える機能をオフにしたい場合には、「一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示」のチェックを外してください。
⑤ カルーセルに使用する画像や動画を選択し、見出し、詳細、リンク先など必要項目を入力する
⑥ 「レビュー」をクリックしてキャンペーンの詳細確認を行い、「確認」をクリックすれば公開完了
以上の手順でカルーセル広告の設定は完了です。
・画像、動画内のテキスト量
・見出しとCTAボタンの適切な設定
詳しく見ていきましょう。
より多くのユーザーにリーチするため、可能な限り画像や動画内のテキスト量は少なくし、視覚的にアプローチできるクリエイティブを使用するようにしましょう。
注意点としてはカルーセル広告は複数設定している画像のうち、一つでもテキスト量が多いと判断されると、広告全体のパフォーマンスが低下してしまうという点です。
また、動画の場合には、再生前の状態で表示されているサムネイルがテキスト量判断の対象となります。
画像内テキスト量規定に抵触するかどうか不安な場合には、Facebookの画像テキストチェックツールを活用してください。
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay
見出しでは画像や動画とリンクし、本当に伝えたいメッセージを簡潔に訴求できる文言を設定するようにしてください。
また、CTAボタンが画像や見出しと違和感が無い様に設定されているかどうかも、コンバージョン率を大きく左右します。
促したいアクションが店頭への来店で、「予約する」というCTAボタンを設定していたとしても、画像や動画、見出しのテキストが予約を促していることがわからないような内容になっていると、
適切な訴求ができないため、その様な点も考慮しつつ広告設定を行うようにしてください。
この章では、カルーセル広告の5つの具体的な使い方を紹介するので、参考にしてみてください。
たとえば、商品の使い方を紹介するような画像を使えば、商品の具体的なメリットをユーザーに伝えられるでしょう。
多くの商品を伝えられるため、複数のユーザー層にリーチすることが可能です。
たとえば、化粧品を紹介する場合は、「しわ」「しみ」「にきび」「乾燥」など、悩みに応じた商品を紹介するとよいでしょう。
アプリの使用感を紹介するには、アプリの主機能を1枚ずつ伝えていく方法が考えられます。
実際にこの方法で広告を出稿した音楽ストリーミングアプリを提供するDeezerは、他のチャネルと比較しても、クリック単価とインストール単価を50%以上抑えることに成功しました。
たとえば、車を淡々と紹介するのではなく、その車で家族と海に行くような画像を配信することで、車を購入した際のイメージを具体化できます。
これにより、共感を呼ぶことができ、商品の購入を促せるのです。
この手法は、ストーリーマーケティングとも呼ばれています。
近年重要視されている手法なので、ぜひともお試しください。
口コミは一般の方でも効果がありますが、芸能人を使った画像と口コミがあれば、さらに効果的です。
これにより、応用の幅が広がり、より多くのユーザーにリーチしたり、クリック率を上げたりすることが可能です。
しかし、単にカルーセル広告を利用しても、成果に期待できません。
最大限の成果を期待するためには、SNS広告の高い専門性が必要であるためです。
もし、SNS広告で不安な点があるのであれば、Next Stageにご相談ください。
SNS広告に関する高い専門性を生かして、よりよいご提案を提示させていただきます。
参考:Facebook for Business カルーセル広告の7つの活用法
参考:Facebook Business カルーセル広告を作成する
もし、このような悩みを抱いているのであれば、Facebookのカルーセル広告をぜひ活用してみてください。
Facebookのカルーセル広告を使えば、最大10倍もの情報量をユーザーに届けられます。
応用の幅も広いので、工夫次第では広告のコストパフォーマンスを上げることも可能です。
この記事では、Facebookのカルーセル広告についてお伝えしていきます。
カルーセル広告の特徴や活用方法をご紹介していくので、カルーセル広告を活用するか検討してみましょう。
Facebookのカルーセル広告とは?
Facebookのカルーセル広告とは、最大10枚の画像や動画を配信できる広告です。通常の広告は、1枚の画像、もしくは動画を使います。しかし、カルーセル広告では、横にスワイプ、または矢印をクリックすることで最大10枚の画像や動画をユーザーに伝えることが可能です。
1つの広告枠につき最大10枚の画像や動画が使えることで、より多くの情報をユーザーに届けられるようになりました。
応用の幅も増えたため、あなたに適した宣伝方法もきっと見つかるでしょう。
Facebookカルーセル広告の3つの特徴
カルーセル広告には、以下の特徴があります。・画像や動画ごとに異なるリンクを貼れる
・画像や動画ごとに異なるCTAボタンを設置できる
・コストパフォーマンスが高い画像や動画を1番前に配置できる
それぞれどういった特徴なのかを、1つずつお伝えしていきます。
画像や動画ごとに異なるリンクを貼れる
カルーセル広告では、画像や動画ごとに異なるリンクを貼れます。10枚の画像や動画を配置したら、最大10個のリンクが貼れるということです。
これにより、商品やサービスごとのセールスレターや購入画面に飛ばすようなことができるでしょう。
画像や動画ごとに異なるCTAボタンを設置できる
画像や動画ごとに異なるCTAボタンを設置することで、ユーザーの行動を促せます。CTAボタンには、「購入する」や「予約する」などがあり、これらを画像や動画によって使い分けることで、クリック率を上げられるでしょう。
コストパフォーマンスが高い画像・動画が自動的に先頭に配置される
カルーセル広告の設定によっては、コストパフォーマンスが高い画像や動画を1番前に配置できます。自動で配置が変わるため、適当に広告の順番を配置して放置していても高い成果が期待できるでしょう。
ちなみに、設定を変えることで、配置する順番を固定することも可能です。
工夫の1つとして配置にこだわりがある場合は、自動で配置が変わらないように設定しましょう。
Facebookカルーセル広告の入稿規定
Facebookのカルーセル広告には画像の場合と動画の場合で、それぞれ入稿規定が定められています。個別に入稿規定を詳しく紹介します。
画像の入稿規定
画像を用いたカルーセル広告の出稿には、以下のフォーマットが定められています。見出し:40文字以内
テキスト:90文字以内
詳細:20文字以内
画像サイズ(Facebook):600×600ピクセル
画像サイズ(インスタグラム):1080×1080ピクセル
詳細の設定は任意となっており、画像の推奨サイズはFacebookとインスタグラムで異なります。
広告が意図せぬ形で表示されてしまわないように、推奨サイズを守って入稿を行うようにしましょう。
なお、カルーセル広告に使用する画像は広告作成時にトリミングすることも可能ですが、広告効果を高めるためにも、元から正方形に最適化された画像を用意することをおすすめします。
動画の入稿規定
動画を用いたカルーセル広告の出稿には、以下のフォーマットが定められています。見出し:40文字以内
テキスト:90文字以内
詳細:20文字以内
アスペクト比:1:1
フォーマット:mp4、mov、gif
動画の長さ(Facebook):最大24分
動画の長さ(インスタグラム):最大60秒
解像度:横幅600ピクセル以上
ファイルサイズ:最大4GB
こちらも画像と同様、Facebookとインスタグラムで異なる点があるため、広告作成時には間違えないように注意してください。
Facebookカルーセル広告を設定する手順
① 広告マネージャより「+作成」ボタンをクリックし、「ガイドツール」による作成」を選択② 目的を選択
※カルーセル広告の場合には「エンゲージメント」「動画再生数」は使用できないので、選択しないように注意してください。
③ 「オーディエンス」「期間」「予算と掲載期間」を設定して「次へ」をクリック
④ 広告フォーマットから「カルーセル」を選択
※このときに自動でパフォーマンス順にカルーセルカードを並べ替える機能をオフにしたい場合には、「一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示」のチェックを外してください。
⑤ カルーセルに使用する画像や動画を選択し、見出し、詳細、リンク先など必要項目を入力する
⑥ 「レビュー」をクリックしてキャンペーンの詳細確認を行い、「確認」をクリックすれば公開完了
以上の手順でカルーセル広告の設定は完了です。
Facebookカルーセル広告を利用する際のポイント
カルーセル広告はお手軽に利用することができ、コストパフォーマンスも高い広告形式ですが、より効果的な配信のためには、以下の2点を押さえる必要があります。・画像、動画内のテキスト量
・見出しとCTAボタンの適切な設定
詳しく見ていきましょう。
画像・動画内のテキスト量はできるだけ少なく
Facebook広告は画像内のテキスト量が多いと広告の露出が減り、リーチが少なくなったり、全く配信されなくなったりしてしまうという特徴がありますが、カルーセル広告においてもこれは同様です。より多くのユーザーにリーチするため、可能な限り画像や動画内のテキスト量は少なくし、視覚的にアプローチできるクリエイティブを使用するようにしましょう。
注意点としてはカルーセル広告は複数設定している画像のうち、一つでもテキスト量が多いと判断されると、広告全体のパフォーマンスが低下してしまうという点です。
また、動画の場合には、再生前の状態で表示されているサムネイルがテキスト量判断の対象となります。
画像内テキスト量規定に抵触するかどうか不安な場合には、Facebookの画像テキストチェックツールを活用してください。
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay
見出しとCTAボタンで適切な訴求を行う
カルーセル広告はカルーセルの下に訴求したいアクションに応じた見出しボタンを設定することができ、その隣には画像や動画毎に設定した見出しが表示される仕様になっています。見出しでは画像や動画とリンクし、本当に伝えたいメッセージを簡潔に訴求できる文言を設定するようにしてください。
また、CTAボタンが画像や見出しと違和感が無い様に設定されているかどうかも、コンバージョン率を大きく左右します。
促したいアクションが店頭への来店で、「予約する」というCTAボタンを設定していたとしても、画像や動画、見出しのテキストが予約を促していることがわからないような内容になっていると、
適切な訴求ができないため、その様な点も考慮しつつ広告設定を行うようにしてください。
Facebookカルーセル広告の具体的な5つの活用例
カルーセル広告は、さまざまな使い方が考えられます。この章では、カルーセル広告の5つの具体的な使い方を紹介するので、参考にしてみてください。
1つの商品を売り込む
最大10枚の画像や動画を使って1つの商品を売り込めば、より多くの情報をユーザーに届けられます。たとえば、商品の使い方を紹介するような画像を使えば、商品の具体的なメリットをユーザーに伝えられるでしょう。
複数の商品を紹介する
10枚の画像や動画を使うことで、複数の商品を紹介する方法も考えられます。多くの商品を伝えられるため、複数のユーザー層にリーチすることが可能です。
たとえば、化粧品を紹介する場合は、「しわ」「しみ」「にきび」「乾燥」など、悩みに応じた商品を紹介するとよいでしょう。
アプリの使用感を紹介する
アプリの使用感を紹介することで、アプリのインストール数を上げられます。アプリの使用感を紹介するには、アプリの主機能を1枚ずつ伝えていく方法が考えられます。
実際にこの方法で広告を出稿した音楽ストリーミングアプリを提供するDeezerは、他のチャネルと比較しても、クリック単価とインストール単価を50%以上抑えることに成功しました。
ストーリーを伝える
共感されるストーリーを伝えることで、商品の購入を促せます。たとえば、車を淡々と紹介するのではなく、その車で家族と海に行くような画像を配信することで、車を購入した際のイメージを具体化できます。
これにより、共感を呼ぶことができ、商品の購入を促せるのです。
この手法は、ストーリーマーケティングとも呼ばれています。
近年重要視されている手法なので、ぜひともお試しください。
口コミを紹介する
商品に関するポジティブな口コミを紹介することで、商品の良さをユーザーに伝えられます。口コミは一般の方でも効果がありますが、芸能人を使った画像と口コミがあれば、さらに効果的です。
まとめ
Facebookのカルーセル広告を使うことで、1枚の画像や動画では伝えられないほどの情報を、ユーザーに届けられます。これにより、応用の幅が広がり、より多くのユーザーにリーチしたり、クリック率を上げたりすることが可能です。
しかし、単にカルーセル広告を利用しても、成果に期待できません。
最大限の成果を期待するためには、SNS広告の高い専門性が必要であるためです。
もし、SNS広告で不安な点があるのであれば、Next Stageにご相談ください。
SNS広告に関する高い専門性を生かして、よりよいご提案を提示させていただきます。
参考:Facebook for Business カルーセル広告の7つの活用法
参考:Facebook Business カルーセル広告を作成する