インスタグラムでステマを行うとどうなる?デメリットはあるの?
インスタグラムを運用するにあたって、ステマは行ってはいけないのでしょうか?
ステマとはステルスマーケティングの略で、消費者に対して宣伝である(お金をもらっている)ことを隠して宣伝を行ったり、企業の人が一般消費者を装ってよい口コミを書いたりなど、ヤラセ・サクラを使った戦略のことを指します。
ひっそりと宣伝できた方が商品も売れそうですし、ステマをやりたくなってしまう気持ちもわかります。
しかし、ステマにはデメリットが存在するのです。
・インスタによるステマとは
・ステマをしたときのデメリットとは
・実際に合った、過去のステマ事件
この記事では、インスタグラムを運用する企業担当者様に向けて、上記についてお伝えしていきます。
このように、ヤラセやサクラといった行為のことを指します。
フォロワーが多い方の紹介は宣伝効果が高く、ステマをお願いすると確かに商品やサービスは購入されるでしょう。
広告だと敬遠されるところも、好きなインスタグラマーさんや、一般消費者から紹介されたら買ってしまうという方も多いです。
ステマに対するリテラシーもあまり高くないことから、ステマを行う企業は後を絶ちません。
いったんついてしまったイメージは長期にわたって尾を引くことになり、回復するのに長い時間が必要になるでしょう。
また、ステマという言葉が広がって以来、ステマと思われる企業を見つけたユーザーがそれを拡散するという現象も起きています。
悪いイメージもそのまま拡散されますので、SNSもあなどれません。
バレなければいいのかもしれませんが、これだけステマという言葉が広まり、一般消費者も敏感になっている今、隠し通すことは難しいでしょう。
社員全員から情報が漏れないように配慮するコストもかかりますし、一回のスキャンダルで会社の信用が失墜するかと思うと、ハイリスクなのではないでしょうか。
一時的な利益を求めるよりも、リスクを避けるという点で、ステマは行わない方がいいでしょう。
それに、「ステマを見抜く方法は?」というような記事も見られるようになり、消費者も賢くなってきていますので、簡単に大きな利益を生むことは難しくなっています。
逆に、ちゃんと広告だと明記してもらい、インスタグラマーにお願いすることも主流になってきています。
ステマで信用問題になるかというリスクを負うよりも、堂々と広告だと言って宣伝してもらう方が、今の世論に合っている動きではないでしょうか。
2004年、当時ソニーのPSPと任天堂のDSがゲーム業界でシェア争いをしていました。
そんな中、PSPの不具合が発見されブログなどで大きく話題になりました。
そんなとき、その騒動に対してPSPを擁護しDSをバッシングするような書き込みが多数見られたのです。
その投稿のIPを解析すると、ソニーの関係者だったことが判明しました。
書き込みが多数だったため、組織的な犯行だと明らかになりました。
金銭を受け取り、一定の飲食店にいい口コミを書いてもらうという行為がなされていたのです。
食べログ自身がやっていたわけではなく、食べログはむしろ被害者というこの案件。
たしかに、食べログで評価の高いお店は、お客さんも集まりやすくなることでしょう。
そのようなことを行っていた業者が発見されただけでも約40社あったそうです。
2017年に朝日新聞でとりあげられました。
ヤフーは、「ユーザーファースト」を掲げている会社でありますし、「検索サービス」で有名だったこともあり、そこを残念に思った人も多いようです。
一般消費者もステマに敏感になってきている昨今、ステマを行うリスクが大きくなってきています。
「広告だと言って、宣伝してくれるのはいい」という風潮もありますので、広告だと明記してもらい、インスタグラマーに協力をお願いする方が、今の世論に合っていそうです。
目先の利益を考えたくなってしまうのはわかりますが、一番重要な「会社の信用」を危険にさらすことになりますので、そちらを念頭に置きながらSNSの運用を行ってみてください。
ステマとはステルスマーケティングの略で、消費者に対して宣伝である(お金をもらっている)ことを隠して宣伝を行ったり、企業の人が一般消費者を装ってよい口コミを書いたりなど、ヤラセ・サクラを使った戦略のことを指します。
ひっそりと宣伝できた方が商品も売れそうですし、ステマをやりたくなってしまう気持ちもわかります。
しかし、ステマにはデメリットが存在するのです。
・インスタによるステマとは
・ステマをしたときのデメリットとは
・実際に合った、過去のステマ事件
この記事では、インスタグラムを運用する企業担当者様に向けて、上記についてお伝えしていきます。
インスタによるステマとは?
インスタによるステマとは2種類あり、フォロワーの多いに対してDMなどで広告だとわからないように宣伝してもらうようお願いすること、もう一つは関係者が一般消費者を装ってよい口コミを書くことです。このように、ヤラセやサクラといった行為のことを指します。
フォロワーが多い方の紹介は宣伝効果が高く、ステマをお願いすると確かに商品やサービスは購入されるでしょう。
広告だと敬遠されるところも、好きなインスタグラマーさんや、一般消費者から紹介されたら買ってしまうという方も多いです。
ステマに対するリテラシーもあまり高くないことから、ステマを行う企業は後を絶ちません。
ステマをしたときのデメリット
ステマをするデメリットは、「消費者を欺く行為なので、気づかれてしまうと企業に悪評がたつ可能性が高い」ということです。いったんついてしまったイメージは長期にわたって尾を引くことになり、回復するのに長い時間が必要になるでしょう。
また、ステマという言葉が広がって以来、ステマと思われる企業を見つけたユーザーがそれを拡散するという現象も起きています。
悪いイメージもそのまま拡散されますので、SNSもあなどれません。
バレなければいいのかもしれませんが、これだけステマという言葉が広まり、一般消費者も敏感になっている今、隠し通すことは難しいでしょう。
社員全員から情報が漏れないように配慮するコストもかかりますし、一回のスキャンダルで会社の信用が失墜するかと思うと、ハイリスクなのではないでしょうか。
一時的な利益を求めるよりも、リスクを避けるという点で、ステマは行わない方がいいでしょう。
それに、「ステマを見抜く方法は?」というような記事も見られるようになり、消費者も賢くなってきていますので、簡単に大きな利益を生むことは難しくなっています。
逆に、ちゃんと広告だと明記してもらい、インスタグラマーにお願いすることも主流になってきています。
ステマで信用問題になるかというリスクを負うよりも、堂々と広告だと言って宣伝してもらう方が、今の世論に合っている動きではないでしょうか。
実際にあった、ステマ事件
今までに問題になった、ステマによって騒ぎになった事件をご紹介します。ソニー
ソニーでも、過去ステマ事件がありました。2004年、当時ソニーのPSPと任天堂のDSがゲーム業界でシェア争いをしていました。
そんな中、PSPの不具合が発見されブログなどで大きく話題になりました。
そんなとき、その騒動に対してPSPを擁護しDSをバッシングするような書き込みが多数見られたのです。
その投稿のIPを解析すると、ソニーの関係者だったことが判明しました。
書き込みが多数だったため、組織的な犯行だと明らかになりました。
食べログ
食べログでも、ステマ事件が過去ありました。金銭を受け取り、一定の飲食店にいい口コミを書いてもらうという行為がなされていたのです。
食べログ自身がやっていたわけではなく、食べログはむしろ被害者というこの案件。
たしかに、食べログで評価の高いお店は、お客さんも集まりやすくなることでしょう。
そのようなことを行っていた業者が発見されただけでも約40社あったそうです。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングの「おすすめ順」で出てくるお店は、広告料を払っているお店が上位表示される仕組みにもかかわらず、広告だということが明記されていないことで、「ステマなのでは?」という問題になりました。2017年に朝日新聞でとりあげられました。
ヤフーは、「ユーザーファースト」を掲げている会社でありますし、「検索サービス」で有名だったこともあり、そこを残念に思った人も多いようです。
まとめ
インスタでステマを行うことがどういうことか、そのデメリットや実際の事件についてお伝えしました。一般消費者もステマに敏感になってきている昨今、ステマを行うリスクが大きくなってきています。
「広告だと言って、宣伝してくれるのはいい」という風潮もありますので、広告だと明記してもらい、インスタグラマーに協力をお願いする方が、今の世論に合っていそうです。
目先の利益を考えたくなってしまうのはわかりますが、一番重要な「会社の信用」を危険にさらすことになりますので、そちらを念頭に置きながらSNSの運用を行ってみてください。