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Facebookのショップ機能とは?使い方や注意点を紹介

Facebookのショップ機能とは?使い方や注意点を紹介
Facebookのショップ機能により、誰もが簡単に商品の販売ができるようになりました。

日本のFacebookは30代や40代の利用者数が多いため、これらの層にリーチさせたいなら利用を検討すべきツールの一つです。

この記事では、Facebookのショップ機能、設定方法や、知っておきたい注意点をお伝えしていきます。

Facebookのショップ機能は、条件が合う方にとっては優秀なツールですので、これを機会にぜひ導入を検討してみてください。

Facebookのショップ機能とは?

Facebookのショップ機能とは? Facebookのショップ機能とは、Facebook内であなたの商品を出品する機能のことです。

ショップ機能の利用料は無料で、複数の商品をFacebookユーザーに対して売ることができます。

また、商品を売るだけではなく、顧客とのやりとりもFacebookページ上で行えます。

商品の展示・販売・問い合わせをFacebook上で完結できるため、ユーザーはシームレスに商品の購入が可能になるでしょう。

Facebookのショップ機能では、具体的に次のようなことができます。

商品を自由に追加することができる

Facebookのショップ機能では、あらかじめカタログなどを作成しておく必要はなく、随時好きなだけ商品の追加を行うことができます。

初めて追加される商品は「審査中」と表示され、Facebookのポリシーに準拠した商品であるかどうかの審査が行われます。

問題なく審査が承認されれば24時間以内にインベントリーに追加されます。

なお、商品によっては審査に時間がかかるケースもあるため、24時間以上かかっても審査が終わらない場合にもしばらく様子を見てみましょう。

商品インベストリーのカスタマイズ

Facebookのショップ機能では、商品を異なるコレクション毎に分類し、カテゴリ別に整理することができます。

一般的なECサイトであれば当然の機能ではありますが、商品数が多い場合にはカテゴリ分けされていないとユーザーは目当ての商品を探すことができず、離脱率が高くなってしまいます。

そういった意味でも、Facebookのショップ機能はECを行う上で十分な機能を備えているということができるでしょう。

ユーザーからの問い合わせ対応

ユーザーからの問い合わせ対応 Facebookのショップ機能には、ユーザーが商品についてページ内から直接問い合わせできるようになっています。

ユーザーからの商品に対する問い合わせにシームレスに対応することができるので、わからないこと、気になることがあることによる購買の機会損失を防ぐことができます。

インサイトによる分析

Facebookのショップ機能では、商品ごとに表示数、クリック数、購入数のインサイトを確認することができます。

ECにおいて成功と失敗を最も左右する要因のひとつが仕入れです。

インサイトを確認することによってユーザーからの需要が高い商品の傾向を分析できれば、ショップの運営を改善することに繋げられるでしょう。

アメリカではさらに高度な機能が実装済み

Facebookのショップ機能は国・地域によって利用できる機能が異なり、ここまで紹介したのは日本国内で利用可能な機能です。

しかし、アメリカではより高度な機能がいくつか実装されています。

一例を上げれば、アメリカ版のFacebookショップ機能には注文の管理機能が実装されており、
Facebook上で注文された商品を「発送済み」「注文のキャンセル」「注文について返金」といういずれかのステータスによって管理できるようになっています。

さらに、最も大きな違いとして、アメリカではFacebookページ内から直接商品の販売と決済ができるという点でしょう。

詳しくは後述しますが、日本国内ではFacebook上で商品の精算を行う機能が無く、外部のECサイトとリンクさせる形での活用となります。

一方でアメリカでは、ユーザーはFacebook上で見つけた商品を外部に飛ぶこと無く、
その場で購入することができるため、FacebookをまさにECサイトの様に利用することができるのです。

現時点で日本においてもこの機能が実装されるかどうかはわかりません。

しかし、インベントリをカテゴリ別にカスタマイズする機能や、インサイトを閲覧する機能もかつては日本では未対応で、アメリカでのみ利用できる機能でした。

これらと同様に、Facebookページ内での精算機能の実装についても、十分期待できるでしょう。

ショップ機能の使い方

ショップ機能を使うには、以下の操作を行う必要があります。

1.ショップ機能を追加する
2.ショップ機能に製品を追加する

それぞれの方法をお伝えするので、参考にしてください。

ショップ機能を追加する手順

ショップ機能を追加するには、以下の操作を行いましょう。

<Facebookページにショップ機能を追加する方法>

1.ショップ機能を追加したいアカウントのプロフィール画面に移動する
2.左下にある「さらに表示」をクリックして、「ショップ」にアクセスする

※ショップがない場合は、後述する<タブに「ショップ」を追加する方法>を参照してください

<タブに「ショップ」を追加する方法>

1.ショップ機能を使いたいアカウントのプロフィール画面に移動する
2.右上にある「設定」をクリックする
3.左側にある「テンプレートとタブ」をクリックする
4.「テンプレート」の下にある「編集する」をクリックする
5.「ショップ」の横にある「詳細を見る」をクリックする
6.一番下にある「テンプレートを適用」をクリックする

ショップ機能は、ウェブサイトからしか利用できません。

ショップ機能を追加する際は、コンピューターを使うことをおすすめします。

ショップ機能に商品を追加する手順

ショップ機能に製品を追加するには、以下の操作を行ってください。

1.ショップ機能を利用したいアカウントのプロフィール画面に移動する
2.左下にある「ショップ」タブをクリックする
3.「商品を追加」をクリックする
4.写真や動画をアップロードする
5.以下の項目を設定する
・名前
・価格
・説明
・チェックアウトURL
・プライバシー設定
6.右下にある「保存」をクリックする

商品の追加が完了したら、Facebookの審査が始まります。

問題がなければ24時間以内に審査が終了して、ショップに出品されます。

審査で落ちないためにも、商品の写真や説明文を設定するときは、2章でお伝えした注意事項を確認するようにしてください。

ショップ機能の注意事項

Facebookのショップ機能を使うにあたり、注意しておきたいことがあります。

注意しておきたいことは、以下の3点についてです。

・製品説明に規制がある
・製品画像に要件がある
・日本のFacebookは、Facebook内で商品の清算機能が導入されていない

どのような注意事項なのかをそれぞれお伝えするので、ショップ機能を利用する前に確認しておきましょう。

製品説明に規制がある

Facebookのショップ機能で出品をするとき、製品説明を入力する必要があります。

しかし、製品説明の文章では規制されているものがあるので、製品説明を入力するときは注意してください。

規制されている内容は、以下のとおりです。

・HTML
・電話番号やメールアドレス
・長いタイトル
・過剰な句読点
・すべて大文字またはすべて小文字
・本や映画の結末
・外部サイトへのリンク

これらの内容は、製品説明に含めません。

可能な限り簡潔に短い文章が求められているため、規制されている内容を盛り込みたいときは、自社のECサイトに入力するようにしましょう。

製品画像に要件と禁止事項がある

製品画像の質は、ユーザーが出品した製品に興味を示す要因のひとつです。

ユーザーが興味を惹くような斬新な画像を使おうと考える方もいるでしょう。

しかし、Facebookのショップ機能では、製品画像について以下の要件と注意事項があるので、違反しないように注意してください。

<要件>

・わかりやすく、製品全体が表示されている
・1024 x 1024以上の解像度
・正方形のフォーマット
・製品を近距離から写している
・背景が白い
・実際にあるシチュエーションで製品が撮影されている

<禁止事項>

・テキスト(クーポンコードなど)
・不快なコンテンツ(ヌード、性的に露骨な表現、暴力など)
・広告素材や宣伝素材
・透かし
・時間的制約のある情報(期間限定の値下げなど)

出展:Facebook Business ショップに製品を出品する際の仕様

出品する製品には、最低1枚の製品画像が必要です。

要件と注意事項を守って、魅力的な製品画像を使うようにしましょう。

日本のFacebookは、Facebook内で製品の清算機能が導入されていない

日本のFacebookは、Facebook内で製品の清算機能が導入されていない 日本のFacebookのショップ機能では、未だに製品の清算機能が導入されていません。

製品の精算をする際は、ECサイトのような外部サイトに移動する必要があります。

そのため、Facebookのショップ機能を活用するのであれば、外部のECサイトを用意するようにしましょう。

Facebookのショップ機能は外部のECサイトと連携できるので、Facebookで気に入った製品を見つけたユーザーを直接外部サイトに移動されられます。

米国のショップ機能のようにシームレスな環境とは異なりますが、ユーザーはECサイトを探す必要がないため、離脱率を抑えることが可能です。

まとめ

Facebookのショップ機能は、Facebook内で商品を出品する仕組みのことです。

Facebook広告と併用することで、より多くのユーザーにリーチできるようになるでしょう。

もし、Facebook広告との併用で不安なことがあれば、NextStageにご相談ください。

NextStageでは、SNS広告に関する高い専門性を持っているため、あなたのお役に立てるご提案ができるはずです。

まずは一度、あなたの現状をお聞かせください。

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