最新VRデバイスOculus Rift Sとは? 変化した点を解説
パソコン用VRヘッドセットOculus Rift Sの発売が、2019年3月サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議で発表されました。
Oculus Rift Sは旧型のOculus Riftの後続機種として発売を予定しています。
・旧型Riftと新型Rift Sは何が変わったのか
・性能の違いを知りたい
・購入するなら旧型Riftと新型Rift Sのどちらが良いか
新型Oculus Rift Sの発売にあたり上記の内容はとても気になるところでしょう。
ここではOculus Rift Sについて旧型Oculus Riftと比較しながらお伝えします。
PC接続型のVRデバイスで、専用コントローラーのOculus Touchが付属しています。
ヘッドセットを装着し、コントローラーを使うことで360度見渡せるコンテンツの中に入り込み、自分の動作がその中に反映される体験を実現可能になります。
新型Oculus Rift Sではトラッキング方式の変更や解像度の向上などの変更が行われていると発表されています。
Oculus Rift Sはレノボと共同開発しておりヘッドセットとコントローラーの外観が大きく変わっているのも特徴のひとつ。
また、Oculus Rift SのPC要求スペックは旧型Oculus Riftと同じであるとOculusは発表しています。
Oculusが推奨するPCスペックは以下のとおりです。
●おすすめ(推奨)スペック
・グラフィックカード:NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上
・代替可能なグラフィックカード:NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290以上
・CPU:Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
・メモリ:8GB以上のRAM
・ビデオ出力:DisplayPortTM 1.2ソース、Mini DisplayPortTM - DisplayPortアダプター(mDP-DPアダプター同梱)
・USBポート:USB 3.0ポート1つ
・OS:Windows 10
●最小スペック
・グラフィックカード:NVIDIA GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470以上
・代替可能なグラフィックカード:NVIDIA GTX 960 / AMD Radeon R9 290以上
・CPU:Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200、FX4350以上
・メモリ:8GB以上のRAM
・ビデオ出力:DisplayPortTM 1.2ソース、Mini DisplayPortTM - DisplayPortアダプター(mDP-DPアダプター同梱)
・USBポート:USB 3.0ポート1つ
・OS:Windows 10
引用元:https://www.oculus.com/rift-s/
Oculus Rift SとPCとの接続はDisplay PortとUSB端子を使用します。
・トラッキング方式の変更
・ヘッドフォン内蔵型に変更
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
・解像度の向上
・ヘッドセットの装着感が向上
それぞれの改良点について詳しくお伝えします。
Oculus Rift Sで最も大きく変化したのはトラッキング方式です。
旧型Oculus Riftでは外部センサ―が位置トラッキングを行っていました。
Oculus Rift Sでは「インサイドアウト」と呼ばれる方式が採用され、ヘッドセット内蔵のカメラがトラッキングを行うように変更されました。
ヘッドセット内に5基のインサイドアウト型の広角カメラが搭載されており、トラッキング精度も高いと発表されています。
・ヘッドフォン内蔵型に変更
Oculus Rift Sではヘッドセットにヘッドフォンが内蔵されており、3.5ミリジャックにより外付けのヘッドフォンを使用可能。自分好みのヘッドフォンで楽しむことができます。
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
旧型Oculus RiftにあったIPD(瞳孔間距離)のマニュアル調整機能はなくなり、ソフトウェアでの調整のみに変更されました。
・解像度の向上
片目あたりの解像度は、旧型Oculus Rift:1,080×1,200から新型Oculus Rift S:1,280×1,440と、向上しています。
ディスプレイパネルがOLEDからLCDに変更しており、VR体験中ディスプレイに網目模様が見えてしまうスクリーンドア効果の軽減を実現しています。
・ヘッドセットの装着感が向上
Oculus Rift Sのヘッドセットは、前面は額を覆い後部のつまみを回して固定するようにできています。
この装着方法により、旧型Oculus Riftでは難しかったメガネをかけたままヘッドセットを装着することができるようになりました。
デザインが変更されたのはトラッキング方式の変更に伴うもので、ヘッドセット内蔵のカメラによってOculus Touchの位置を把握しやすくするためです。
デザインはOculus Riftでは棒を握るような形状だったものから、手の上部に円形が覆いかぶさるようなデザインに変更されています。
2019年春に発売予定のOculus Questのコントローラーと同じモデルで、使いまわすことが可能であるとOculusは発表しています。
旧型Oculus Riftから変更された点は、以下のように数多くあります。
・トラッキング方式の変更
・ヘッドフォン内蔵型に変更
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
・解像度の向上
・ヘッドセットの装着感が向上
その中でもトラッキング方式が大きく変更されたことにより、起動までの時間が大幅に短縮。
さらに装着もスムーズにできるように改善されました。
トラッキング方式の変更によりヘッドセットの装着や起動までの準備がスムーズになりVR初心者の方にもOculus Rift Sはおすすめです。
これからVRゲームを始めようと検討中の方はぜひ参考にしてください。
参考
Oculus Rift Sは旧型のOculus Riftの後続機種として発売を予定しています。
・旧型Riftと新型Rift Sは何が変わったのか
・性能の違いを知りたい
・購入するなら旧型Riftと新型Rift Sのどちらが良いか
新型Oculus Rift Sの発売にあたり上記の内容はとても気になるところでしょう。
ここではOculus Rift Sについて旧型Oculus Riftと比較しながらお伝えします。
最新VRデバイスのOculus Rift Sとは?
Oculus Rift Sは2016年に発売されたOculus Riftの後続機種です。PC接続型のVRデバイスで、専用コントローラーのOculus Touchが付属しています。
ヘッドセットを装着し、コントローラーを使うことで360度見渡せるコンテンツの中に入り込み、自分の動作がその中に反映される体験を実現可能になります。
新型Oculus Rift Sではトラッキング方式の変更や解像度の向上などの変更が行われていると発表されています。
Oculus Rift Sはレノボと共同開発しておりヘッドセットとコントローラーの外観が大きく変わっているのも特徴のひとつ。
また、Oculus Rift SのPC要求スペックは旧型Oculus Riftと同じであるとOculusは発表しています。
Oculusが推奨するPCスペックは以下のとおりです。
●おすすめ(推奨)スペック
・グラフィックカード:NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上
・代替可能なグラフィックカード:NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290以上
・CPU:Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
・メモリ:8GB以上のRAM
・ビデオ出力:DisplayPortTM 1.2ソース、Mini DisplayPortTM - DisplayPortアダプター(mDP-DPアダプター同梱)
・USBポート:USB 3.0ポート1つ
・OS:Windows 10
●最小スペック
・グラフィックカード:NVIDIA GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470以上
・代替可能なグラフィックカード:NVIDIA GTX 960 / AMD Radeon R9 290以上
・CPU:Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200、FX4350以上
・メモリ:8GB以上のRAM
・ビデオ出力:DisplayPortTM 1.2ソース、Mini DisplayPortTM - DisplayPortアダプター(mDP-DPアダプター同梱)
・USBポート:USB 3.0ポート1つ
・OS:Windows 10
引用元:https://www.oculus.com/rift-s/
Oculus Rift SとPCとの接続はDisplay PortとUSB端子を使用します。
初代Oculus RiftとRift Sの性能に関する違い
現時点で明らかになっているOculus Rift Sの変更点は以下のとおり。・トラッキング方式の変更
・ヘッドフォン内蔵型に変更
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
・解像度の向上
・ヘッドセットの装着感が向上
それぞれの改良点について詳しくお伝えします。
Oculus Rift Sが優れている性能
・トラッキング方式の変更Oculus Rift Sで最も大きく変化したのはトラッキング方式です。
旧型Oculus Riftでは外部センサ―が位置トラッキングを行っていました。
Oculus Rift Sでは「インサイドアウト」と呼ばれる方式が採用され、ヘッドセット内蔵のカメラがトラッキングを行うように変更されました。
ヘッドセット内に5基のインサイドアウト型の広角カメラが搭載されており、トラッキング精度も高いと発表されています。
・ヘッドフォン内蔵型に変更
Oculus Rift Sではヘッドセットにヘッドフォンが内蔵されており、3.5ミリジャックにより外付けのヘッドフォンを使用可能。自分好みのヘッドフォンで楽しむことができます。
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
旧型Oculus RiftにあったIPD(瞳孔間距離)のマニュアル調整機能はなくなり、ソフトウェアでの調整のみに変更されました。
・解像度の向上
片目あたりの解像度は、旧型Oculus Rift:1,080×1,200から新型Oculus Rift S:1,280×1,440と、向上しています。
ディスプレイパネルがOLEDからLCDに変更しており、VR体験中ディスプレイに網目模様が見えてしまうスクリーンドア効果の軽減を実現しています。
・ヘッドセットの装着感が向上
Oculus Rift Sのヘッドセットは、前面は額を覆い後部のつまみを回して固定するようにできています。
この装着方法により、旧型Oculus Riftでは難しかったメガネをかけたままヘッドセットを装着することができるようになりました。
初代Oculus Riftが優れている性能
画面上で滑らかな動きをはかるリフレッシュレートは旧型Oculus Riftが90Hzだったのに対し、Oculus Rift Sは80Hzと下がっています。初代Oculus RiftとRift Sのコントローラーに関する違い
コントローラーはOculus Touchと呼ばれており、Oculus Rift Sの発売にあたりOculus Touchのデザインも変更されています。デザインが変更されたのはトラッキング方式の変更に伴うもので、ヘッドセット内蔵のカメラによってOculus Touchの位置を把握しやすくするためです。
デザインはOculus Riftでは棒を握るような形状だったものから、手の上部に円形が覆いかぶさるようなデザインに変更されています。
2019年春に発売予定のOculus Questのコントローラーと同じモデルで、使いまわすことが可能であるとOculusは発表しています。
どちらも引き続き同じゲームを楽しめる
Oculus RiftとOculus Rift Sは完全互換のヘッドセットなので、どちらを購入したとしても同じゲームを楽しむことができます。これからVRデバイスを買うならOculus Rift Sがおすすめ
最新VRデバイスOculus Rift Sについてご紹介しました。旧型Oculus Riftから変更された点は、以下のように数多くあります。
・トラッキング方式の変更
・ヘッドフォン内蔵型に変更
・IPD(瞳孔間距離)機能が消失
・解像度の向上
・ヘッドセットの装着感が向上
その中でもトラッキング方式が大きく変更されたことにより、起動までの時間が大幅に短縮。
さらに装着もスムーズにできるように改善されました。
トラッキング方式の変更によりヘッドセットの装着や起動までの準備がスムーズになりVR初心者の方にもOculus Rift Sはおすすめです。
これからVRゲームを始めようと検討中の方はぜひ参考にしてください。
参考