FacebookはKPI・KGIによる効果測定と運用改善が重要!適切な指標設定について解説
集客やブランディング、認知拡大といったマーケティング目的で利用されることも多いFacebookですが、
効果的な測定のためには目標を定め、KGI・KPIを管理しながら運用改善していく必要があります。
この記事では、Facebook運用におけるKGI・KPIの設定方法について詳しく解説していきます。
Facebookページはユーザーの反応を見ながら投稿内容の改善を常に続けることがより効果的な運用に繋がるため、
運用がうまくいっているかどうか、どの点を改善すべきかといった指標としてKGIとKPIが必要になるのです。
まずはKGIとKPIがそれぞれどの様なものか確認していきましょう。
例えばFacebookページをサービスの認知拡大のために運用している場合、どれだけ多くのユーザーに対して投稿が届いたか、
どれだけ多くの反応がもらえたかといった指標である、リーチ数やいいね!数がKGIの候補として考えられます。
これに対し、KPI(Key Performance Indicator)は日本語では「重要業績評価指標」となり、KGIがどれだけ達成されているかを評価するための中間的な指標です。
例えばKGIが「認知拡大のために半年で1000いいね!を獲得する」であった場合、
1月あたりのいいね!獲得数、1月あたりの投稿数、平均いいね!率などがKPIとして考えられます。KPIは状況に応じて複数設定しても構いません。
つまり、KGIはFacebook運用の最終目的達成度というを測るための指標であるのに対し、KPIはKGIを分解し、最終目標達成の過程がどれだけ進んでいるのかという小目標の進捗を測る指標といえます。
PDCAサイクルをまわして改善を続けながら、目標達成に向かってブレずにFacebook運用を行うことができるからです。
例えば認知拡大を行いたいからといって、闇雲に投稿を重ねれば良いという訳ではありません。
投稿数や内容、投稿時間帯などをブラッシュアップしていくためには、各投稿がどれだけのユーザーにリーチし、
どのくらいの割合で反応をもらえたかなど、KGI・KPIに基づいた効果測定と、見えてきた課題に対する修正というアプローチを行う必要があるのです。
もともとFacebookの運用は何かしらの目標を達成するために始めたはずです。
そのゴールに至るまでの道筋から外れないように運用するために必要な道標となるのが、KGIとKPIなのです。
KGI・KPIは次の3ステップで設定することができます。
① 運用の目的を明確にする
② 目的達成のために必要なKGIを設定する
③ KGIを達成するために必要なKPIを設定する
一つずつ詳しく見ていきましょう。
当たり前のことに思えるかもしれませんが、なんとなく「Facebookはビジネスに役立つから」程度の認識で始めてしまう方は少なくありません。
目的が不明確では当然KGI・KPIの設定はできず、分析や改善も行えないので、必ず目的を定め、運用を行うチーム全体で共有してください。
Facebook運用の目的の具体的な例としては、以下の様なものが挙げられます。
・ユーザーニーズの調査
・商品、サービスの理解促進
・ブランディング
・認知拡大
・ニーズ喚起
・既存顧客のファン化
・商品開発
・口コミなどのUGC生成促進
・集客
・採用活動
・カスタマーサポート
もちろんこれら以外の目的でも構いませんし、目的が複数個あっても問題ありません。
自社の状況に合わせ、Facebookを用いてどの様なことをしたいのかをしっかり検討した上で目的を定めてみてください。
例えばECサイトへの集客が目的であれば、Facebookページからの流入数や、
Facebook経由のアクセスからのコンバージョン数などがKGIとして考えられます。
Facebook運用におけるKGIとして用いられることが多い指標につきましては、後ほど詳しく紹介しますのでそちらを参考にしてみてください。
KPIはKGIをより細分化して数値化するため、短めの期間で区切って設定していきましょう。
例えば先程の例の様に集客を目的とし、1年後にFacebookから月間10000の流入をKGIとしたとしましょう。
その場合、KPIは3ヶ月後に1000アクセス、6ヶ月後に2500アクセス、9ヶ月後に6000アクセスといったように途中経過となる小目標を定め、それをクリアできるように運用を行っていきます。
また、そのためには月間にいくつ投稿を行い、ひとつの投稿に対してどの程度の反応が必要化など、より細分化して複数のKPIを設定しても構いません。
基本的にはこれらの指標を組み合わせることでKGI・KPIの設定をすることができます。
・絶対値と率の違い
・評価のスパン
これらがズレてしまうと正しく効果測定ができなくなってしまうので、しっかりと目を通してみてください。
絶対値とはいいね!数やリーチ数など、各指標の純粋な数を示すもので、アカウントの成長とともに右肩上がりに増えていく傾向があります。
もう一方の率とは、リーチ率やエンゲージメント率の様に、投稿がリーチしたユーザー、
投稿に反応を示したユーザーなどの割合を示すものであるため、一定の水準まで改善されれば頭打ちになるのが一般的です。
1つの投稿が100%のユーザーに届くということはありませんし、ましてや割合である以上100%以上増えていくこともありません。
よって、両者の違いを知った上で目標とするKGI・KPIを設定しなければ、達成不可能な意味のない指標になってしまう可能性があります。
しかしこれらはあくまで一時的な変動要因であるため、ここに合わせて短期的に目標値の修正を行ってはいけません。
目安として半年以上の期間で数値の推移を評価するようにしましょう。
Facebookの運用は期待する効果をしっかりと定め、適切な指標で管理しながら運用をしなければ成果につながらず、かえって運用コストばかりがかさんでしまいます。
Next StageはSNSの運用を専門的に行っておりますので、Facebook運用にお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。
効果的な測定のためには目標を定め、KGI・KPIを管理しながら運用改善していく必要があります。
この記事では、Facebook運用におけるKGI・KPIの設定方法について詳しく解説していきます。
Facebook運用におけるKGI・KPIはどう設定すべきか
Facebookページの運用の効果を測定し、しっかりと目標達成に向かっているかどうかを管理するためには適切なKGIとKPIの設定が必要不可欠です。Facebookページはユーザーの反応を見ながら投稿内容の改善を常に続けることがより効果的な運用に繋がるため、
運用がうまくいっているかどうか、どの点を改善すべきかといった指標としてKGIとKPIが必要になるのです。
まずはKGIとKPIがそれぞれどの様なものか確認していきましょう。
KGIとKPIとは?
KGI(Key Goal Indicator)は日本語では「重要目標達成指標」と訳され、最終的な目標がどの程度達成されているかを表す指標です。例えばFacebookページをサービスの認知拡大のために運用している場合、どれだけ多くのユーザーに対して投稿が届いたか、
どれだけ多くの反応がもらえたかといった指標である、リーチ数やいいね!数がKGIの候補として考えられます。
これに対し、KPI(Key Performance Indicator)は日本語では「重要業績評価指標」となり、KGIがどれだけ達成されているかを評価するための中間的な指標です。
例えばKGIが「認知拡大のために半年で1000いいね!を獲得する」であった場合、
1月あたりのいいね!獲得数、1月あたりの投稿数、平均いいね!率などがKPIとして考えられます。KPIは状況に応じて複数設定しても構いません。
つまり、KGIはFacebook運用の最終目的達成度というを測るための指標であるのに対し、KPIはKGIを分解し、最終目標達成の過程がどれだけ進んでいるのかという小目標の進捗を測る指標といえます。
KGIとKPIを設定して運用することの重要性
冒頭でも軽く触れましたが、KGI・KPIを設定することがなぜ重要かというと、適切な指標を持つことで、PDCAサイクルをまわして改善を続けながら、目標達成に向かってブレずにFacebook運用を行うことができるからです。
例えば認知拡大を行いたいからといって、闇雲に投稿を重ねれば良いという訳ではありません。
投稿数や内容、投稿時間帯などをブラッシュアップしていくためには、各投稿がどれだけのユーザーにリーチし、
どのくらいの割合で反応をもらえたかなど、KGI・KPIに基づいた効果測定と、見えてきた課題に対する修正というアプローチを行う必要があるのです。
もともとFacebookの運用は何かしらの目標を達成するために始めたはずです。
そのゴールに至るまでの道筋から外れないように運用するために必要な道標となるのが、KGIとKPIなのです。
FacebookのKGI・KPIを設定する方法
KGIとKPIの重要性がわかったところで、具体的な設定方法を見ていきましょう。KGI・KPIは次の3ステップで設定することができます。
① 運用の目的を明確にする
② 目的達成のために必要なKGIを設定する
③ KGIを達成するために必要なKPIを設定する
一つずつ詳しく見ていきましょう。
①運用の目的を明確にする
まずは「何のためにFacebook運用を行うのか」を明確にしましょう。当たり前のことに思えるかもしれませんが、なんとなく「Facebookはビジネスに役立つから」程度の認識で始めてしまう方は少なくありません。
目的が不明確では当然KGI・KPIの設定はできず、分析や改善も行えないので、必ず目的を定め、運用を行うチーム全体で共有してください。
Facebook運用の目的の具体的な例としては、以下の様なものが挙げられます。
・ユーザーニーズの調査
・商品、サービスの理解促進
・ブランディング
・認知拡大
・ニーズ喚起
・既存顧客のファン化
・商品開発
・口コミなどのUGC生成促進
・集客
・採用活動
・カスタマーサポート
もちろんこれら以外の目的でも構いませんし、目的が複数個あっても問題ありません。
自社の状況に合わせ、Facebookを用いてどの様なことをしたいのかをしっかり検討した上で目的を定めてみてください。
②目的達成のために必要なKGIを設定する
続いて、ステップ①で定めた目標の達成度合いを測ることができる指標としてKGIを設定します。例えばECサイトへの集客が目的であれば、Facebookページからの流入数や、
Facebook経由のアクセスからのコンバージョン数などがKGIとして考えられます。
Facebook運用におけるKGIとして用いられることが多い指標につきましては、後ほど詳しく紹介しますのでそちらを参考にしてみてください。
③KGIを達成するために必要なKPIを設定する
最後に、KGIを最終目標とした場合に、その達成度合いを測れる中間目標となるKPIを設定していきます。KPIはKGIをより細分化して数値化するため、短めの期間で区切って設定していきましょう。
例えば先程の例の様に集客を目的とし、1年後にFacebookから月間10000の流入をKGIとしたとしましょう。
その場合、KPIは3ヶ月後に1000アクセス、6ヶ月後に2500アクセス、9ヶ月後に6000アクセスといったように途中経過となる小目標を定め、それをクリアできるように運用を行っていきます。
また、そのためには月間にいくつ投稿を行い、ひとつの投稿に対してどの程度の反応が必要化など、より細分化して複数のKPIを設定しても構いません。
KGI・KPIによく用いられる指標
FacebookのKGI・KPIに用いられる主な指標を表にまとめました。いいね!数(ファン数) | Facebookページに対してユーザーがいいね!をした数。広告経由の「有料数」とその他の「オーガニック数」の2種類がある。 |
リーチ数・率 | 投稿を閲覧したユーザー数を表し、有料リーチとオーガニックリーチの2種類がある。また、リーチ数をいいね!数で割ることでリーチ率を求めることができる。 |
エンゲージメント数・率 | ページに対してユーザーがなんらかのアクションを行った数。アクションにはいいね!、コメント、シェア、クリックの4種類がある。また、エンゲージメント数をリーチ数で割ることで、エンゲージメント率を求めることができる。 |
リンクのクリック数 | 投稿や広告に貼り付けたリンクがクリックされた数。 |
KGI・KPIによる効果測定を行う上での注意点
最後に、KGIとKPIを用いてFacebook運用の効果測定を行う上での注意点として、以下の2つについて解説します。・絶対値と率の違い
・評価のスパン
これらがズレてしまうと正しく効果測定ができなくなってしまうので、しっかりと目を通してみてください。
絶対値と率の違いを考慮して指標を設定する
KGI・KPIの設定は、「絶対値」と「率」の特性の違いを知った上で行う必要があります。絶対値とはいいね!数やリーチ数など、各指標の純粋な数を示すもので、アカウントの成長とともに右肩上がりに増えていく傾向があります。
もう一方の率とは、リーチ率やエンゲージメント率の様に、投稿がリーチしたユーザー、
投稿に反応を示したユーザーなどの割合を示すものであるため、一定の水準まで改善されれば頭打ちになるのが一般的です。
1つの投稿が100%のユーザーに届くということはありませんし、ましてや割合である以上100%以上増えていくこともありません。
よって、両者の違いを知った上で目標とするKGI・KPIを設定しなければ、達成不可能な意味のない指標になってしまう可能性があります。
長期的な評価を行う
KGI・KPIはビジネスの種類や特性によって季節要因を受けて変動することもあれば、いわゆる投稿が「バズった」際には、数値が跳ね上がることもあります。しかしこれらはあくまで一時的な変動要因であるため、ここに合わせて短期的に目標値の修正を行ってはいけません。
目安として半年以上の期間で数値の推移を評価するようにしましょう。
まとめ
Facebook運用におけるKGI・KPI設定の重要性と設定方法について解説しました。Facebookの運用は期待する効果をしっかりと定め、適切な指標で管理しながら運用をしなければ成果につながらず、かえって運用コストばかりがかさんでしまいます。
Next StageはSNSの運用を専門的に行っておりますので、Facebook運用にお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。