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Facebook広告の審査落ち!その原因と対策を徹底解説

Facebook広告の審査に落ちやすい要因、落ちたときの対処法
Facebook広告は他のSNS広告やGoogle広告に比べ、広告審査のポリシーがかなり厳しく設定されています。

その上、Facebookの審査には気まぐれな部分もあるため、ポリシーに則って何度広告の修正を試みても審査に通らずに困っているという方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、Facebook広告の審査に落ちる原因と対策を解説していきます。

Facebook広告には審査がある

Facebook広告は一般のWEB広告と比べても、かなりお手軽に作成できます。

Facebookページ(昔はファンページと呼ばれていました)を作成し、そのページを起点にして広告を作ります。

作成された広告については、公開される前に、Facebookの規定した広告ポリシーに則って作られたものかどうか審査されます。

通常、広告の審査は24時間以内で審査されますが、稀にそれ以上の時間を要する場合もあります。

すんなりと審査を通過すれば良いのですが、ここでは広告が審査を通らない場合の主な理由を3つほど解説いたします。

Facebook広告の審査に通らない5つの主な理由

画像内の20%がテキストで埋まっている

広告に用いる画像には、キャッチーな見出し文やキーワードを含めたくなります。

しかし、広告ポリシーには、「20%を超える面積をテキストで埋めないようにしてください」という指示があります。

Facebookは、テキストが載っていない画像を用いたほうがエンゲージメントは高まることを理由の一つとして説明しています。

そのため画像内のテキスト量が増えるにしたがって広告のリーチできる範囲が狭くなる傾向があり、一定の以上のテキスト量になると広告が配信されないケースがあります。

実際には画像のみでの広告訴求は難しく、画像内にテキストを記載したいケースが多いかと思いますが、文字領域20%というのは思っている以上に少ないもの。

Facebook広告が配信されなくては意味がないので、訴求したいメッセージがたくさんあるとしても画像内のテキストが20%以上テキストで埋まらない様に注意してください。

ちなみに、Facebookでは動画やスライドショーでの広告配信では上記の様な20%制限無しにテキストを使用してもOKとされていますが、サムネイルに限っては文字領域が20%を超えてはいけません。

動画広告・スライドショー広告が配信されないという場合には、サムネイルの文字量を減らしてみてください。

(参照:画像内テキストについて)

お酒やタバコなどの成人向けコンテンツが含まれている

お酒やタバコなどの成人向けコンテンツが含まれている Facebook広告は一度公開されれば、当然多くのユーザーの目にとまります。

しかし、多くのユーザーの中には、とても若い年齢の方々もいるため、酒類やタバコ、性行為を連想させるような画像は、たとえ広告主にその意図がなくとも違反と捉えられます。

年齢制限のある素材については、画像には基本的に使用できないと考えましょう。

また、露骨に成人向けのコンテンツではなくとも、肌の露出が多い画像や、暴力を連想させるようなコンテンツも同様にFacebookの審査に引っかかる可能性があります。

画像にない機能を誤解させるような表現

Facebook広告では、ユーザーに機能面においての勘違いをさせてしまうような画像表現もNGとしています。

例えば、静止画であるにも関わらず、クリックすると動画が始まると勘違いさせるような再生ボタン(▶)を画像にオーバーレイで表示するなどはその代表的なものですね。

「Facebook」の表記方法がルールに則っていない

広告内容によっては、Facebookに対して言及する場合もあるかと思います。

そのときのルールを説明します。

◇「Facebook」の「F」は大文字で表記する
◇「Facebook」という単語を、周りのコンテンツと同じフォントサイズとスタイルで表示する
◇「Facebook」という単語の代わりにFacebookロゴやアイコンを使用しないこと。
◇ロゴやアイコンを使用する場合は、ブランドリソースセンターからダウンロードしたものを用いる。独自の改変は一切しない。
◇Facebookを紹介する場合、一部使用が認められないフレーズがある。
〇「Facebookにアクセス/~でタグ付け/~でいいね!する/~でチェックイン」
×「Facebookする/~でフォローする」

複数のビジネスマネージャーで同一のクレジットカードを使っている

Facebook広告では同一のビジネスマネージャー内で複数アカウントの広告費支払いに同じクレジットカードを使い回すのはOKですが、2つ以上のビジネスマネージャーに同じクレジットカードを使用すると、同じカードを使用している全ての広告がアカウント停止してしまいます。

名義が同じでも番号が違えばこちらの問題には該当しませんので、同じくクレジットカードをビジネスマネージャーをまたいで使用しない様にしてください。

その他Facebook広告の審査に落ちやすい要因

個人の属性や特徴に触れるようなテキスト

Facebookの広告ポリシーには「広告に個人的特質を断定、または暗示するコンテンツを含めてはいけません」という記載があります。

この場合の個人的特質とは、個人の人種・民族・宗教・思想・年齢・性的嗜好・障害・性同一性・疾病・財政状況・犯罪歴・名前などを指します。

これらを直接的、または間接的に断定する、暗示することは避けるようにしなければなりません。

一例を挙げると、

例:財政状況
〇「あらゆるニーズにお応えして、個々の状況にあった金融サービスをご案内します」
×「もしあなたが破産の危機に陥っているなら、当社のサービスをご検討ください」

上記は一例ですが、Facebookは特定の立場や人種などへの差別的な広告を避けるため、広告内に個人的特質を記載しないように指示していると思われます。

体の一部を強調する画像

体の一部を強調する画像 体の一部を強調する画像を用いる場合、前述の「成人向けコンテンツ」と見なされる可能性が高くなります。

例えばダイエットや美容系商品などの場合広告で人物画像を用いる場合、身体の全体や上半身のある程度広い範囲などを使用するのはOKですが、
お腹や腕、脚など身体の一部のみをズームして使用すると、Facebook側からの広告審査に引っかかってしまう可能性が出てきます。

間違った文法や汚い言葉

広告内に不適切な表現や文法・句読点ミスが含まれている場合も審査が通りません。

文法だけでなく、記号・数字・文字は正しく使用する必要があります。

例えば、「♧ ♥ ♡ ♢ ♢ ♔ ♕ ♚ ♛ ☆ ★」といった記号を過剰に使用することや、冒涜的な言葉を記号で部分的に隠して表記するような使い方はできません。

侮蔑的な意味を含む比喩や画像なども、同じく却下されます。

Facebook広告の審査が却下されたら

上記の広告ポリシーを踏まえてFacebook広告を作成しましたら、さっそく審査の申請を行います。

無事に承認されて公開されればよいのですが、もし審査が却下された場合は、ガイドラインに沿うようにその広告の修正ができます。

広告を編集して再提出

Facebook広告が承認されなかった場合、Facebookから非承認の理由が記載されたメールが届くので、それを参考に編集作業を行います。

非承認の理由をベースに、広告ポリシーに沿って画像・テキスト・ターゲットなどを編集し、変更内容を保存すれば、広告が再び審査に回されます。

ただし、広告の非承認の理由によっては、それ以上の編集が許可されない場合があります。

広告が編集できない場合は、新しく広告を作成するか、「広告に関する異議申し立て」を行うことができます。

Facebook公式ページのフォームから異議を申し立てる

広告が却下された理由について、異議申し立てを行うことができます。

広告を編集できない場合、または広告がFacebookの広告ポリシーに従って作成しているとお考えの場合、下記のフォームから非承認の決定に対して異議申し立てを行うことができます。

Facebook側が異議申し立てを審査し、非承認が誤りであったかどうかを判断します。

異議申し立てが認められると広告が配信されます。

(公式ページの異議申し立てフォーム)

まとめ

Facebook広告の活用は、自社の製品やサービスをSNSユーザー層に認知してもらうには、たいへん効果的です。

今回はあまり触れませんでしたが、Facebook広告は画像・動画・テキストの掲載はもちろん、非常に細やかな「ターゲット」の設定、予算額の調整、返答率の結果分析など、機能面も充実しています。

すでに多くの企業がFacebook広告の活用に乗り出しています。

しかし、十分な活用と効果を得るためには、Facebookの定める広告ポリシーをよく理解しておくことが必須です。

審査に通るように作成することも重要ですが、仮に広告の審査に落ちてしまったとしても、編集や異議申し立てを行えば何度でも申請できます。

商品やサービスをまだ見ぬ顧客に届けるためにも、Facebook広告ポリシーを正しく理解して、ぜひ積極的にFacebook広告を活用してみてはいかがでしょうか。

Facebook広告の審査落ち!その原因と対策を徹底解説
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