ついに日本語版公開!教師向けの『デジタルリテラシーライブラリ』
最近は、誰もが当たり前にスマホを持ち歩き、仕事のほとんどをパソコンで行い、インターネットを中心に日々膨大な量のデジタル情報に触れています。
インターネットやSNSが普及し、誰でもスムーズにコミュニケーションを取ったり情報収集したりできるようになった一方、ネット上のマナーや個人情報流出などのトラブルを避ける方法をきちんと身につけている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、最近注目されているのが「デジタルリテラシー」です。
わかり易く言い換えるなら、「デジタル情報を扱う基礎的なマナーや知識、考え方」といえるでしょう。
その「デジタルリテラシー」をいつでも、誰でも学べるようにと、Facebook社がレッスン形式のサービスを提供してきましたが、ついに日本語版も2018年12月より利用可能になりました。
今回は『デジタルリテラシーライブラリ』についてお話しします。
WEBやSNSを使うことで、情報収集やコミュニケーションの幅が広がる一方、情報化社会の注意すべきルールやマナーを知らなければ、大きなリスクを抱えかねません。
そこでFacebook社より、インターネットを利用する若者が「デジタルリテラシー」を正しく身に付けられるようにと開発されたレッスンプラン『デジタルリテラシーライブラリ』の提供が2018年8月よりスタートしました。
Facebookは10億を超えるアクティブユーザーを抱える世界最大規模のSNSサービスですから、 「デジタルリテラシー」というテーマの学びを提供するにはぴったりの企業です。
レッスン内容は、以下の5科目、計18項目のレッスンで構成されています。
・プライバシーと他社からの評価
・アイデンティティの構築
・ポジティブな行動
・セキュリティ
・コミュニティと交流
以上のレッスンを受けることで、プライバシーに対する基礎的なマナーから、フィッシングやスパムの防止などの実用的なセキュリティ対策、さらにはオンライン上でのコミュニティ形成についてまで幅広い分野について学ぶことができます。
それぞれの項目では学校の授業のように問いや課題、必要に応じた資料が提供されています。
この「デジタルリテラシーライブラリ」は一見、学校の生徒向けのように思えますが、実は、レッスンを受ける若者ではなく彼らを教育する親や教師らを対象に開発されたレッスンプログラムです。
しかし、ただでさえ忙しい立場の教育者の人々でも活用しやすいよう、様々な工夫が織り込まれています。
では、どのようなレッスンがあるのか、例を挙げながらご紹介します。
それぞれの内容に即したワークシートや進行の際の課題・模範解答例、生徒に伝えるべき要点などが明記されています。
こうしたレッスンごとに提供される資料の通りに行っても、十分レッスンが成り立つのですが、教育者独自のアイディアを加えてアレンジすることもできます。
例えば、資料として用意されているクイズやゲームを用いて、生徒同士、または教育者と生徒の双方で議論しながら行う参加型レッスンを実施することができます。
レッスンの一つを例に挙げてみましょう。
レッスン「オンラインでの健全な人間関係」にて、一人ずつこの質問に答えるゲームを行います。
質問:健全な人間関係とは○○○関係性のことだと思います。
あなたなら○○○に何を入れますか?
一通り全員の答えが出たら、「他の人の意見に対して、自分は賛成できますか?」「これらの言葉をもとに、健全な人間関係の定義を一文で表せる人はいますか?」と問いかけ、議論を促します。
このように様々なディスカッションを通じてお互いの価値観を知る機会を設けたり、教育者本人があえてその輪に加わってみたりすることで、楽しくデジタルリテラシーを学ぶことができるでしょう。
このように、レッスンに工夫を施すことで、学校の授業や放課後、自宅での家庭学習に応用することもできます。
一般的なのは、Facebookの「安全に利用するために」というサイトからアクセスする方法です。
こちらから無料で閲覧・ダウンロードすることができます。
(Facebook「安全に利用するために」)
また、Facebookが会員である「安心ネットづくり促進協議会」のWEBサイトからもアクセス可能です。
(「安心ネットづくり促進協議会」関連コンテンツ&リンク集)
デジタルツールを多用する若者に対する教育はもちろんですが、教える側もデジタルリテラシーを学ばなければなりません。
「デジタルリテラシーライブラリ」日本語版が公開されたこの機会に、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
インターネットやSNSが普及し、誰でもスムーズにコミュニケーションを取ったり情報収集したりできるようになった一方、ネット上のマナーや個人情報流出などのトラブルを避ける方法をきちんと身につけている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、最近注目されているのが「デジタルリテラシー」です。
わかり易く言い換えるなら、「デジタル情報を扱う基礎的なマナーや知識、考え方」といえるでしょう。
その「デジタルリテラシー」をいつでも、誰でも学べるようにと、Facebook社がレッスン形式のサービスを提供してきましたが、ついに日本語版も2018年12月より利用可能になりました。
今回は『デジタルリテラシーライブラリ』についてお話しします。
日本版も公開!デジタルリテラシーライブラリとは
デジタル情報にあふれた現代社会を生きるために、「デジタルリテラシー」はもはや必須スキルです。WEBやSNSを使うことで、情報収集やコミュニケーションの幅が広がる一方、情報化社会の注意すべきルールやマナーを知らなければ、大きなリスクを抱えかねません。
そこでFacebook社より、インターネットを利用する若者が「デジタルリテラシー」を正しく身に付けられるようにと開発されたレッスンプラン『デジタルリテラシーライブラリ』の提供が2018年8月よりスタートしました。
Facebookは10億を超えるアクティブユーザーを抱える世界最大規模のSNSサービスですから、 「デジタルリテラシー」というテーマの学びを提供するにはぴったりの企業です。
デジタルリテラシーライブラリで学べること
コンテンツの概要とサービスの対象者
公式サイトのレッスンページにも表記されていますが、対象年齢は11~18歳を想定しています。レッスン内容は、以下の5科目、計18項目のレッスンで構成されています。
・プライバシーと他社からの評価
・アイデンティティの構築
・ポジティブな行動
・セキュリティ
・コミュニティと交流
以上のレッスンを受けることで、プライバシーに対する基礎的なマナーから、フィッシングやスパムの防止などの実用的なセキュリティ対策、さらにはオンライン上でのコミュニティ形成についてまで幅広い分野について学ぶことができます。
それぞれの項目では学校の授業のように問いや課題、必要に応じた資料が提供されています。
この「デジタルリテラシーライブラリ」は一見、学校の生徒向けのように思えますが、実は、レッスンを受ける若者ではなく彼らを教育する親や教師らを対象に開発されたレッスンプログラムです。
しかし、ただでさえ忙しい立場の教育者の人々でも活用しやすいよう、様々な工夫が織り込まれています。
では、どのようなレッスンがあるのか、例を挙げながらご紹介します。
レッスンの具体的内容
各レッスンには所要時間が設定されています。それぞれの内容に即したワークシートや進行の際の課題・模範解答例、生徒に伝えるべき要点などが明記されています。
こうしたレッスンごとに提供される資料の通りに行っても、十分レッスンが成り立つのですが、教育者独自のアイディアを加えてアレンジすることもできます。
例えば、資料として用意されているクイズやゲームを用いて、生徒同士、または教育者と生徒の双方で議論しながら行う参加型レッスンを実施することができます。
レッスンの一つを例に挙げてみましょう。
レッスン「オンラインでの健全な人間関係」にて、一人ずつこの質問に答えるゲームを行います。
質問:健全な人間関係とは○○○関係性のことだと思います。
あなたなら○○○に何を入れますか?
一通り全員の答えが出たら、「他の人の意見に対して、自分は賛成できますか?」「これらの言葉をもとに、健全な人間関係の定義を一文で表せる人はいますか?」と問いかけ、議論を促します。
このように様々なディスカッションを通じてお互いの価値観を知る機会を設けたり、教育者本人があえてその輪に加わってみたりすることで、楽しくデジタルリテラシーを学ぶことができるでしょう。
このように、レッスンに工夫を施すことで、学校の授業や放課後、自宅での家庭学習に応用することもできます。
アクセス方法
『デジタルリテラシーライブラリ』へのアクセスについてもご案内します。一般的なのは、Facebookの「安全に利用するために」というサイトからアクセスする方法です。
こちらから無料で閲覧・ダウンロードすることができます。
(Facebook「安全に利用するために」)
また、Facebookが会員である「安心ネットづくり促進協議会」のWEBサイトからもアクセス可能です。
(「安心ネットづくり促進協議会」関連コンテンツ&リンク集)
まとめ
インターネットやSNSの普及により、情報収集や離れた相手とのコミュニケーションが容易になりましたが、そのリスクについては十分に認知されていません。デジタルツールを多用する若者に対する教育はもちろんですが、教える側もデジタルリテラシーを学ばなければなりません。
「デジタルリテラシーライブラリ」日本語版が公開されたこの機会に、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。